土壌微生物多様性・活性とは

地養菜は出荷する畑の土のチカラを基準に認証しています。地養菜が土のチカラを確認する「眼」として活用しているのは「土壌微生物多様性・活性値分析」という土壌の分析方法です。土壌微生物がどれだけ多様でチカラがあるかを土が持つ有機物の分解能力を測定する事により数値化します。これにより今まで把握が難しかった土壌の生物性、微生物の多様性と活力を数値として把握する事が可能になりました。

土壌微生物図

偏差値とは、母集団の中心(平均=偏差値50)からどれくらい偏っているかを表す値です。

偏差値40〜60の間に全体の68.3%が収まる。
偏差値60以上は上位15.866%。
偏差値70以上は上位2.275%。
偏差値80以上は上位0.13499%となります。



具体的には、95種の有機物(エサ)が乗ったプレートにその畑から採取した土の懸濁液を入れ、土壌中の微生物に 有機物を分解してもらい、分解スピードとどれだけ多くの種類の有機物を分解できたかを数値で表します。分解ス ピードで活力を、分解した種類で微生物の多様性を測定します。微生物により分解可能な有機物は異なるため多種 の有機物が分解されていれば、多様な微生物がいるとの結果になります。多様性と活性、この2つを合わせて測定 した結果が「土壌微生物多様性・活性値」となります。

地養菜はこのような科学の眼も活用し、各地の環境保全型循環農業を実践している優良生産者のチカラを借りながら、各地域に見合った農業資材や生産方法を確立してまいります。

分析についてさらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
(リンク:SOIL Project:http://www.soilproject.net/)

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